革・レザー販売に関する最新情報

新着情報

播州皮革工業協同組合の革づくりについて

こんにちは。
展示場スタッフの山本です。
涼しくなるかと思いましたが、また暑い日が続いています。
体調等にお気を付けください。

展示場の方は、11月の皮革まつりの前ということもあり
在庫は少なめです。
現在 60枚~70枚ぐらいの半裁革をストックしております。
価格は 半裁10,000円前後での販売となります。
新しい革が入荷次第、製品情報やブログでアップします。


また、当ホームページの組合員紹介ページもご覧ください。

image

今日のブログは革づくりについてお話します。

私は組合の職員で直接革づくりはしておりませんが
メンバーのタンナーさんの革づくりの様子を普段から見ていて
革づくりの大変さに頭が下がる思いです。

皮革は毛のついた原皮の状態から、かなりの日数ををかけて
消費者の皆様が手に取る美しい革へと仕上げてゆきます。
脱毛・石灰漬/脱灰・酵解/浸酸/なめし/染色/銀面塗装・仕上げ
をはじめとしたの複雑な工程を多くの人がかかわって革づくりを行っています。

(革づくりの工程にご興味のある方は当ホームページのメインページ
より展示場の詳細はこちらのバナーより進んで頂くと工程の詳細がご覧に
なれます。)

また、風合いやタッチ感、色の微細な調整など革の個性となる部分には、
数多くのデータと長年の経験により培われた感覚のもと、それぞれの
タンナーさんのこだわりと、技術が凝縮されています。

元の原料が生き物の皮のため、一頭一頭それぞれが違う原皮を
鞄や靴の素材となる高水準の皮革に仕上げるためには、臨機応変な
対応や経験に裏打ちされた高度な職人的勘のようなものも必要とされます。
皮革製造の現場は非常に奥深いものです。

image

日本は長らくデフレの時代が続き、あらゆる製造業が苦労しましたが
皮革業も未だデフレの影響下の中、各タンナーが経営努力を重ね
手を抜くことなく良いものを作り続けております。

長い時間の経験の蓄積とノウハウを生かし、良い革を作ることに
こだわっている日本のタンナーさんは数多くいますし、実際品質に
おいて世界のどの皮革にも負けない革づくりをしているのではないかと
自負しております。

image

今様々な国の革が市場に出回っていますが、是非日本産皮革を
使用した製品を手に取ってみて下さい。
高品質で味わいのある革が多いと思います。
きっと満足して頂けると思います。
___________________________

現在 組合では、児島ジーンズとのコラボ製品作製を進行中です。
10月下旬には試作品ができる予定です。
皮革まつりや、レザーフェアの情報と共にブログにアップしたいと
思います。

播州皮革工業協同組合

TEL:0791-62-3611

営業時間:9:00~16:00(日・祝日は休み)
担当者が不在となる場合がありますので
来所前にご確認ください。

お問合せはこちら